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09月17日-04号

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  1. 小浜市議会 2020-09-17
    09月17日-04号


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    最終取得日: 2023-05-08
    令和 2年  9月 定例会(第4回)   令和2年9月17日小浜市議会定例会会議録(その4)●出席議員(18名) 1番  杉本和範君  2番  東野浩和君 3番  川代雅和君  4番  坂上和代君 5番  熊谷久恵君  6番  竹本雅之君 7番  牧岡輝雄君  8番  藤田靖人君 9番  佐久間 博君 10番  小澤長純君 11番  今井伸治君  12番  能登恵子君 13番  下中雅之君  14番  垣本正直君 15番  藤田善平君  16番  風呂繁昭君 17番  富永芳夫君  18番  池尾正彦君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名     市長        松崎晃治君     副市長       猪嶋宏記君     政策幹       阪本 亮君     総務部長      岩滝満彦君     総務部次長     松宮眞由美君     企画部長      東野克拓君     企画部次長     松見一彦君     民生部長      岡 正人君     産業部長      前野浩良君     産業部次長     鈴木常仁君     教育長       窪田光宏君     教育部長      檀野清隆君●議会事務局長および書記     議会事務局長    齊藤睦美     次長        重田典子     書記        木橋 惇●議事日程   令和2年9月17日 午前10時55分開議  日程第1 議案第72号 令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)       議案第73号 令和2年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)       議案第74号 令和2年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       議案第75号 令和2年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)       議案第76号 令和2年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議案第77号 令和2年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)       議案第78号 令和2年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)       議案第79号 令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)  日程第2 議案第80号 小浜市市税条例の一部改正について       議案第81号 小浜市国民健康保険税条例の一部改正について       陳情第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について       陳情第2号 日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する陳情  日程第3 意見書案第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書  日程第4 意見書案第2号 原子力防災対策の充実と特別措置法の延長を求める意見書  日程第5 報告第13号 議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)  日程第6 議案第82号 教育委員会委員の任命について                           午前10時55分開議 △開議 ○議長(今井伸治君) これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(今井伸治君) 諸般の報告をいたさせます。 事務局長、齊藤君。 ◎議会事務局長齊藤睦美君) 報告いたします。 9月11日、北陸新幹線早期全線開業特別委員会地域防災原子力安全対策特別委員会各派代表者会がそれぞれ開催されました。 9月14日、予算決算常任委員会全体会、全員協議会議会報告会連絡会がそれぞれ開催されました。 本日、議会報告会連絡会議会運営委員会全員協議会がそれぞれ開催されました。 ただいまの出席議員は18名であります。地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は松崎市長ほか11名であります。 以上、報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(今井伸治君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において7番牧岡輝雄君、17番富永芳夫君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △議案第72号より議案第79号まで ○議長(今井伸治君) 日程第1 議案第72号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)より議案第79号令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。 △予算決算常任委員長報告 ○議長(今井伸治君) これより予算決算常任委員会委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員会委員長、8番、藤田靖人君。 ◆8番(藤田靖人君) ただいまから、予算決算常任委員会報告を行います。 今期定例会において、当委員会に付託されました議案は、議案第72号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)、議案第73号令和2年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第74号令和2年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第75号令和2年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第76号令和2年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第77号令和2年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)、議案第78号令和2年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第79号令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)の計8議案であります。 議案第72号から議案第79号までについては、去る8月27日に予算決算常任委員会全体会を開催し、各分科会に調査依頼を行い、9月14日の予算決算常任委員会全体会で審査を行いました。 審査の手順でありますが、最初に調査依頼を行った総務民生分科会産業教育分科会のそれぞれの分科会長から調査報告を受けました。その後、分科会長報告に対する質疑、討論を経て採決を行いました。 採決の結果を申し上げます。8議案とも全委員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、討論はありませんでした。 それでは、審査の過程において各委員から出された主な質疑や意見について、その概要を申し上げます。 総務民生分科会関係では、議案第72号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)、歳入、第14款国庫支出金、第2項国庫補助金、第1目総務費国庫補助金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金補正予算額5,963万8,000円について、委員から臨時交付金の対象となる事業内容等を問う質疑がありました。それに対して、臨時交付金は、地方自治体が新型コロナウイルス感染症対策として、地域の実情に応じてきめ細やかに実施する事業に対して交付されるものと示されている。原則、今年度の事業が対象だが、特例として繰越明許費債務負担行為など、法的に実施を確保されたものは来年度以降も対象となる。交付に必要となる実施計画は9月に提出しなければならないが、変更が可能であるため、今後、補正予算も見据えながら、しっかりとした計画を策定していきたいとの答弁でした。また、委員から、地域経済の活性化や市民がその効果を実感できるような事業を検討してほしいとの意見がありました。 歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費、若狭路アウトドアアクティビティ推進事業補正予算額220万円について、委員から、地域資源の活用に関して専門的知見を有するアウトドアメーカーが実施する、嶺南の地域資源活用可能性調査報告における指摘・提案への対応を問う質疑がありました。それに対して、指摘・提案への対応には整備・修繕費用を伴うことが想定されており、北陸新幹線敦賀開業に向けて商品としてPRできるレベルにまで整備することを目標とし、費用対効果などを考慮しながら、適切な整備に取り組んでいきたいとの答弁でした。 同項、第18目公共交通対策費地域生活路線バス運行継続特別支援事業補正予算額50万円について、委員から、今回の事業対象が名田庄線のみであることから、それ以外に県や市町をまたいで運行している若江線などの広域路線バスに対する支援の有無を問う質疑がありました。それに対して、今回は、小浜市とおおい町をまたいで運行する広域路線バスに関しての支援だが、今後、JRなどのバス事業者から県に支援の要請があった場合は、県および関係市町との支援の調整が必要になるとの答弁でした。 第3款民生費、第3項生活保護費、第1目生活保護総務費生活保護事務経費補正予算額150万4,000円について、委員から、今年度の福祉事務所対応生活保護新規相談件数が大きく増加していることについて、相談件数に対して申請件数保護開始件数が少ない理由を問う質疑がありました。それに対して、新型コロナウイルスの影響による雇い止めなどにより相談件数は増加したが、ハローワーク等での相談が就職につながったことで、申請に至らなかったケースや申請を取り下げたケースもあり、相談件数は増えているが、申請件数保護開始件数は大きく増加しなかったとの答弁でした。 第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費公立小浜病院経営改善アドバイザリー導入負担金補正予算額1,159万8,000円について、委員から、小浜病院経営コンサルタントによるアドバイザリーサービスを受けるための経費を今定例会において予算要求することとなった経緯を問う質疑がありました。それに対して、構成市町小浜病院に対し経営改善を指示しながら、病院自らの経営改善が進められてきたが、順調に進まない現状であった。累積赤字が膨らんできている中で金融機関のアドバイスもあり、今般、経営コンサルタントによるアドバイザリーサービスを受けて経営を立て直していくことについて、小浜病院構成市町で意見の合意が図られ、コロナ禍の中において、できるだけ早く効果を出す必要があるため、補正予算で対応するものとした。また、業者選定については、病院との協議の中で、多くの実績を有する事業者に決定したとの答弁でした。 同項、第2目予防費、からだウィーク!おばまで動こう大作戦、補正予算額966万1,000円について、委員から、おばまチケット交付の条件を確認する方法と、チケットを交付する基準となる歩数の設定理由および事業委託内容の詳細を問う質疑がありました。それに対して、チケットの交付は小浜市インフォメーションセンターなど指定された場所において、1週間の歩数が記録できる各個人の携帯電話の歩数計アプリなどの確認とともに、本人確認などを実施した上で行う。交付条件となる歩数の設定については、生活習慣病の予防の効果があると言われている1日8,000歩の基準を設け、さらに多くの方に運動の推進を図るため、取り組みやすく、リラックス効果健康保持に効果があると言われている1日6,000歩の基準を設定した。委託内容は、チケット交付業務ほか、参加者に記入いただくエントリーカードの作成業務などであるとの答弁でした。また、委員から、子供や高齢者など1週間の歩数を記録できる歩数計を所持していない人への対応、および事業費が高額となることから、事業費に見合う厳正な運営をしてほしいとの意見がありました。 第7款商工費、第1項商工費、第7目食文化館管理運営事業補正予算額907万6,000円について、委員から、現在もキッチンスタジオを使用している中でオゾン発生装置の導入理由を問う質疑がありました。それに対して、現在、定員を減らすなど最大限の感染予防対策を講じて、市内の幼児、児童を対象としたキッズキッチンなど定番の調理体験は実施しているが、今後、市外や外国の方が利用されることを考慮して、より安全な環境を整備するため導入するものである。現時点では、食文化館閉館後に装置を使用することで、開館時により衛生的な状態にすることを考えているが、メーカーからは人体に影響のない範囲でオゾン濃度を調整することにより、開館中でも予防対策を講じることができると聞いており、安全な使用方法について、慎重に調査、検討していきたいとの答弁でした。 産業教育分科会関係では、議案第72号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)、歳出、第6款農林水産業費、第3項水産業費、第2目水産業振興費、養殖魚等地産地消推進事業補正予算額95万2,000円について、当事業は、養殖魚等をネタにした寿司をパッケージ化し、市内スーパー5店舗にて試験販売を実施するもので、委員から、委託料の内訳を問う質疑がありました。それに対して、当商品の通常店頭価格は1,000円程度と試算しているところであるが、今回、スーパー5店舗に対し、市民が買い求めやすい価格として780円程度の統一価格で試験販売を依頼する。今回の委託料は委託業者における仕入れ、加工、調査経費等のほか、各店舗への卸値の割引分を補填する経費を合わせた金額となっているとの答弁でした。 第7款商工費、第1項商工費、第2目商工業振興費、おそとでごはん応援事業補正予算額40万1,000円について、委員から、実施主体選定方法を問う質疑があり、それに対して、実施主体は市内3者以上で連携する飲食事業者・生産者の連合体とし、選定方法は公募を行い、複数の申込みがあった場合は審査による選定も検討している。実施場所は、現時点においてまちの駅と三丁町を想定しており、料理の提供方法等については、今後事業者と相談しながら決定していくとの答弁でした。委員から、時節柄、衛生管理に留意し実施していただきたいとの意見がありました。 同項、第3目観光費、ようこそ小浜へお客様歓迎事業補正予算額2,164万3,000円について、委員から、対象となる宿泊施設および事業の目的を問う質疑がありました。それに対して、対象宿泊施設は市内65か所を想定しており、宿泊施設からお客様に特産品などPRチラシを配布いただくなどにより本市の魅力を発信し、おばまチケットの利用で滞在時間の延長や市内経済の好循環につなげていきたいと考えているとの答弁でした。委員から、12月末までと期間が限られていることから、事業効果を生むには旅行先として本市を選択いただけるよう、旅行予定者への事前PRに努めてほしいとの意見がありました。 同目、まちの駅運営事業補正予算額151万7,000円について、委員から、撤退事業者による原状復旧と市の工事内容を問う質疑がありました。それに対して、まちの駅建設当時、テナント店舗に係る工事を同時に施工したため、今回の撤退事業者による復旧は、天井や床の撤去までを実施することとなる。市としては、観光客を迎え入れるにふさわしい施設にするため、必要な施工を行うものであるが、今後、施工日までに新たなテナント事業者が決定した場合は、事業者との協議により、無駄のないよう施工内容の変更などについても検討していくとの答弁でした。 同目、おばま観光周遊滞在満足度向上事業補正予算額866万1,000円について、委員から、公衆トイレ洋式化のスケジュールとイヤホンガイド活用方法を問う質疑がありました。それに対して、公衆トイレ洋式化工事は今年度から3カ年の整備を予定しており、今年度は寺院5か所、残り2年間でエンゼルライン山頂を含む14か所の整備を実施したいと考えている。イヤホンガイドについては、観光客に人気のある若狭の語り部のガイドを、ソーシャルディスタンスを保ちながら可能にする有効な手段として選択したとの答弁でした。 第10款教育費、第1項教育総務費、第3目教育指導費小中学校教育活動支援補助金補正予算額1,070万3,000円について、当補正は新型コロナウイルス感染症対策として、小中学校の修学旅行の延期等を行う場合に必要なキャンセル料に対する補助金で、委員から、行き先を決定するまでのプロセスを問う質疑がありました。それに対して、各学校において教職員とPTA役員等で相談しながら検討いただいている状況であり、市教育委員会としては修学旅行参加者新型コロナウイルスに感染しないよう対策の徹底を指導するとともに、行き先に関する学校からの相談に対して支援する中、最終的には各学校において判断していただくという状況であるとの答弁でした。 同款、第5項社会教育費、第6目文化財保護費、おばまだからできること。文化財保存活用地域計画実践事業補正予算額130万5,000円について、当事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年度6月補正で減額し、今回、オンライン配信等を活用した新たな取組として予算を計上したものであり、委員から、今後のオンラインによる事業実施を踏まえた機材整備の考え方を問う質疑がありました。それに対して、必要な機材を購入することにより、アーカイブの整備充実を図っていく。動画編集作業などは委託するのではなく、スキルを備えた学芸員の目線で上質な映像や画像を撮影し、本市の歴史文化を次代に継承するための資料として活用していくとの答弁でした。 以上が各分科会からの主な調査報告であります。 なお、議案第73号から議案第79号までについては、さしたる質疑はありませんでした。 なお、討論はありませんでした。 採決の結果は、さきに申し上げたとおりであります。 以上をもちまして、予算決算常任委員会の報告を終わります。 △委員長報告に対する質疑の省略 ○議長(今井伸治君) お諮りいたします。 本報告につきましては、議長を除く全議員で構成する予算決算常任委員会からの報告でありますので、質疑を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。よって、本報告に対する質疑を省略することに決しました。 △討論 ○議長(今井伸治君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(今井伸治君) これより採決に入ります。 議案第72号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員
    ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第73号令和2年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第74号令和2年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第74号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第75号令和2年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第76号令和2年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第76号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第77号令和2年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第78号令和2年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第78号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第79号令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第79号は原案のとおり可決することに決しました。 △議案第80号より陳情第2号まで ○議長(今井伸治君) 日程第2 議案第80号小浜市市税条例の一部改正についてより陳情第2号日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する陳情までを一括議題といたします。 △総務民生常任委員長報告 ○議長(今井伸治君) これより総務民生常任委員会委員長の報告を求めます。 総務民生常任委員会委員長、6番、竹本雅之君。 ◆6番(竹本雅之君) ただいまより、総務民生常任委員会の報告を行います。 令和2年第4回小浜市議会定例会において、総務民生常任委員会に付託されました議案につきまして、去る9月1日に全委員出席の下、委員会を開催し、関係理事者の出席を求め、慎重に審査いたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第80号小浜市市税条例の一部改正について、議案第81号小浜市国民健康保険税条例の一部改正についての2議案と、陳情第1号地方財政の充実・強化を求める意見書採択について、陳情第2号日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する陳情の2件であります。 初めに、審査の結果について御報告申し上げます。 採決の結果、2議案については、全委員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。陳情第1号は、全委員の賛成をもって採択すべきものと決しました。また、陳情第2号は、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 それでは、審査の過程における主な質疑および意見等について、その概要を報告いたします。 議案第80号小浜市市税条例の一部改正については、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 委員から、未婚のひとり親に対する税制上の措置および寡婦(寡夫)控除の見直しによる税収への影響を問う質疑がありました。それに対して、当該見直しの影響額を今年度の課税状況調べを基に算出すると、控除額は全体で44万円少なくなる。これに6%の税率を乗じて試算すると市民税が2万6,400円増える見込みであり、税収に大きな影響はないとの答弁でした。 委員から、保有期間5年を超える土地で、上にある建物等を含めて譲渡価格500万円以下等の要件を満たす低未利用土地等の譲渡所得に100万円の特別控除を追加することについて、低未利用土地であることを認定する機関を問う質疑がありました。それに対して、土地の売買後に、市県民税申告の場合は本市が、国税申告の場合は税務署が判断することになるとの答弁でした。 委員から、低未利用土地に該当するか否かによって税額が変わることとなるため、売買前に確認できるよう、手続などについてしっかりと市民へ周知してほしいとの意見がありました。 議案第81号については、さしたる質疑はありませんでした。 次に、陳情第1号地方財政の充実・強化を求める意見書採択について、これは、2021年度の政府予算地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の確立を実現するため意見書の提出を求める陳情であります。 委員から、新型コロナウイルス対策に関しては、国の責任において十分な財源を確保することは非常に大事である、森林環境譲与税の適正配分を強く求めていくべきであるなど、賛成意見が多数ありました。 次に、陳情第2号日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する陳情について、これは、日本政府が国是である非核三原則を堅持するとともに、アメリカの核の傘からの離脱を決断し、核兵器禁止条約への賛同と批准の手続を進める意見書の提出を求める陳情であります。 委員から、抑止力は力にならず効果はない、被爆者に対して私たちができることは核兵器廃絶を示すことであるなど、賛成意見があった一方、核兵器禁止は望むものではあるが、核なき世界は核保有国と非保有国の対話と協力がなければ実現しない、核兵器保有国の理解と参加がない現時点では実効性に疑念を抱くなど、反対意見がありました。 以上が付託された案件の審査の概要であります。 なお、自由討議、討論はありませんでした。 採決の結果は、さきに申し上げたとおりであります。 以上をもちまして、総務民生常任委員会の報告を終わります。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △討論 ○議長(今井伸治君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。 4番、坂上和代君。 ◆4番(坂上和代君) 4番、日本共産党、坂上和代です。 貴重な時間をくださいましてありがとうございます。日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する陳情について、賛成の立場で発言いたします。 75年前に広島・長崎に投下された原爆の残虐さ、その後の被爆者の苦しみは筆舌に尽くせません。原爆投下から72年を経て、2017年7月7日、国連本部で開催された核兵器禁止条約交渉会議において、国連加盟国の63%、122か国の賛成で、核兵器禁止条約が歴史上初めて可決されました。 条約は、開発、生産、実験、保有などと合わせて、使用とその威嚇に至るまで、核兵器に関わるあらゆる活動を禁止しています。そして、この条約制定に貢献した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が、2017年のノーベル平和賞を受賞いたしました。 世界には今なお、およそ1万4,000発の核弾頭があり、2,000発近くの核ミサイルが直ちに発射できる状態にあります。地球滅亡までの時間を示す終末時計が今年、これまでで最も短い時間、残り100秒を示しています。 紛争であれ、誤報や人的エラーであれ、事故であれ、その一部でも使われたら、地球が滅亡しかねません。 実際に過去に重大な事故がありました。1959年(昭和34年)、占領下であった沖縄で、人的ミスにより核ミサイル、ナイキ・ハーキュリーズが誤って発射され、那覇軍港の沖合に着水しました。もし爆発していたら那覇市は全滅でした。1965年(昭和40年)、九州沖でアメリカの航空母艦から水素爆弾を搭載した攻撃機が海中へ転落。水素爆弾は機体とともに水深5,000メートルの深海に沈みました。また、皆様記憶に鮮明かと存じますが、1962年(昭和37年)のキューバ危機。冷戦の真っただ中、ソ連によるキューバへの核ミサイル配備を巡り、アメリカ対ソ連の全面戦争の一歩手前まで至りました。最終局面で沖縄からソ連に向けて核ミサイルの発射命令が出されましたが、寸前で回避されました。 ベトナム戦争が激烈だった1960年代後半、アメリカは幾度か核兵器を使用しようとしましたが、世界の世論がそれを阻止いたしました。 平和のために核兵器が必要だという核抑止力論があります。抑止力を強めるためには、国同士が相手を上回る核兵器を持つことが必要となり、際限のない核軍備競争を生み出しています。日本の場合は、北朝鮮が核ミサイルで攻撃してくるのに対抗するには、核兵器を持っているアメリカの傘に入って守ってもらう、という核の傘論です。そして今、1万4,000発もの核兵器があるこの世界は、果たして安全で平和な社会と言えるのでしょうか。 銃乱射事件が相次ぐアメリカでは、銃がなければ安全を守れないと言われます。銃で撃たれるのを防ぐために銃を持つということです。でもそこに銃がなかったならば無差別殺人は起こらないでしょう。銃そのものがない社会こそ安全です。核兵器のない世界のほうが絶対に安全で平和です。 また、この条約は核保有国が賛同していないから無力だとの意見があります。その核保有国が加盟している核不拡散条約(NPT)は、保有国、つまり、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の核保有国が、自国の核軍備をなくす代わりに、非核兵器国は核兵器の開発をしないということが基礎となっています。そして2010年のNPT再検討会議では、核兵器のない世界の平和と安全の達成ということに合意いたしました。核保有国も、NPTでは核兵器廃絶について言及しています。5年に一度持たれる今年のNPT再検討会議はコロナのために来年に延期されましたが、この合意の実行を迫っています。 こう述べますと、それは理想論だと反論されるかもしれません。話が飛躍するかもしれませんが、このたびのコロナ禍に対しまして、全世界が連帯して協力して立ち向かっています。国同士信頼し合い連帯していかなければコロナに打ち勝つことはできません。およそ100年前のスペイン風邪のときは、第一次世界大戦中で国家間の連帯がかなわなかったために数千万人の犠牲者が出ました。今、地球温暖化などの環境問題も、各国の対話による信頼、分断ではなく連帯こそ解決への道が開かれると思います。 核抑止論は、国同士の相互不信によるものです。核保有国は、コロナの教訓に学び、対話による信頼の構築を目指して連帯して核兵器廃絶へ向かうことを望みます。 そして、その実現の力は圧倒的な世論です。核兵器廃絶国際署名は633万筆を超え、世界中から集まりました。国連の総会の開かれた会場の入り口の両端にドーンと両方に積み上げられ、ツインタワーと呼ばれました。被爆者国際署名は現在も続けています。本市の今井議長、松崎市長も賛同してくださいました。毎年の8月に広島・長崎で行われます原水爆禁止世界大会へ向けて、北は北海道から、南は沖縄から広島へ向けて、核兵器廃絶を歩いて訴える平和行進をしています。各自治体から賛同・激励の志をいただいています。本市からもいただきました。ありがとうございます。 また、広島・長崎の被爆の写真、パネル展を数年前にこの市役所1階のロビーで開催させていただきました。原爆パネル展は、市内の3つのお寺さんでも行われました。そして今年は終戦75周年の節目ということで、8月6日、9日、15日に、市内のお寺や教会で平和の鐘をついていただきました。 子供たちの平和教育も大切です。 このようにささやかな、でも地をはうような活動を積み重ねています。核兵器をなくしてほしいの運動は、1954年(昭和29年)、ビキニ環礁でアメリカの水爆実験で第五福竜丸など多数のマグロ漁船が被爆したことで、東京杉並区のお母さん方が核兵器反対の署名活動をしたことから始まりました。翌年、第1回原水爆禁止世界大会が開かれ、それからずっと毎年、今年も、オンラインですが開かれています。原動力となっているのは、被爆者の悲痛な叫びと平和を希求する世界の世論です。原爆投下の地獄から生き延びた被爆者は、心身のあまりにも激しい苦痛のため、死を選びたい思いでした。それを振り切ったのは、二度とこんな思いを誰にもさせてはならない。被爆の実相を伝え、核兵器をなくすために生き抜く、そういう決意です。 私の広島の友人は、母親のお腹の中で被爆した胎内被爆者でした。お母さんは高齢まで御存命でしたが、彼女は43歳のときに乳がんで亡くなりました。「原爆の生き証人として生きたい」と言っていた彼女の声が私の背中を押し続けています。被爆者の大方は御高齢です。核兵器廃絶実現をこの目で確かめてから死にたい、この悲願を実現させてください。 理想論と言うのなら、大きなスパンで考えてみてください。75年前までは、侵略戦争反対と声に出せば、直ちに監獄行き、戦争反対と小説に書いただけで小林多喜二は警察で虐殺されました。今、戦争反対、平和をというのは当たり前になっています。75年前までの女性の地位はどうだったでしょうか。人権は保障されず、自由はなく、職業も結婚も戸主の命令どおりに生きるしかありませんでした。当時、平塚らいてうなど女性の人権を求め、男女平等を主張していたのは少数の女性たちでした。今は、ジェンダー平等、ジェンダーフリーは少数ではなく当然だと認められています。 このように、今は理想論と思われ少数ではあっても、核兵器廃絶は大きな流れとなって実現するのは必然だと思います。 この条約は50か国が批准した後、90日後に発効します。現在44か国が批准し、あと6か国で達成します。条約の不参加を表明している核保有国とその核の傘の下の同盟国も、政治的、道義的な拘束から逃れることはできません。 8月6日の原爆記念式典後に被爆者を見舞った安倍首相に、この条約に不参加、国連の会議に欠席したことに対してある被爆者は、「あなたはどこの国の総理大臣ですか」と問いかけました。 国が賛同しない中、地方から賛同の声を上げる動きが活発です。本市が加盟しています平和市長会議、会長は松井広島市長です、の2019年総会において、次のような決議がなされました。 日本政府は一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准していただくよう強く要請します。そのことが核保有国と非核保有国の橋渡し役を果たすことになることは間違いありません、という要請文を全会一致で承認しています。 また、このたびのような意見書が多数の自治体で採択されています。岩手県では100%、秋田県85%、山形・長野・鳥取・岡山・広島県では50%を超えた自治体で意見書が採択されています。0%は富山と福井の2つの県です。美浜町ではこの9月議会で委員会採択されました。 被爆者が命をかけて訴えている核兵器廃絶へ一歩進める力になります意見書採択に、議員の皆様の賛同を求めまして討論を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(今井伸治君) ほかに討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(今井伸治君) これより採決に入ります。 議案第80号小浜市市税条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第80号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第81号小浜市国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第81号は原案のとおり可決することに決しました。 陳情第1号地方財政の充実・強化を求める意見書採択についてを採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本陳情は委員長の報告のとおり採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、陳情第1号は採択することに決しました。 陳情第2号日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する陳情を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第2号を採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手少数) ○議長(今井伸治君) 挙手少数であります。よって、陳情第2号は不採択することに決しました。 △意見書案第1号 ○議長(今井伸治君) 日程第3 意見書案第1号地方財政の充実・強化を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 6番、竹本雅之君。 ◆6番(竹本雅之君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました意見書案第1号地方財政の充実・強化を求める意見書について、提案理由の説明をさせていただきます。 今、地方自治体には、医療・介護など社会保障への対応、子育て支援策の充実、地域交通の維持・確保など、より多く、また、より複雑化した行政需要への対応が求められています。しかし、現実に公的サービスを担う人材不足は深刻化しており、疲弊する職場実態にある中、新型コロナウイルス感染症対策や近年多発している大規模災害、そのための防災・減災事業の実施など、緊急な対応を要する課題にも直面しています。 こうした地方の財源対応について、政府は、いわゆる骨太方針2018で、2021年度の地方財政計画まで、2018年度の地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保するとしています。実際に2020年度地方財政計画の一般財源総額は63兆4,318億円、前年比プラス1.2%と、過去最高の水準となりました。しかし、地方自治体では人口減少・超高齢化に伴う社会保障費関連、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、巨額の財政不足が生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されることから、地方の財政需要に対応するためには、さらなる地方財政の充実・強化が求められています。 このため、2021年度の政府予算地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の確立を目指すよう、以下の事項の実現を求めるものであります。 1、社会保障、感染症対策、防災、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、地方の安定的な財政運営に必要な一般財源総額の確保を図ること。 2、子ども・子育て支援制度、地域医療の確保、介護や児童虐待防止、生活困窮者自立支援など、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保および地方財政措置を的確に行うこと。 3、新型コロナウイルス対策として、新たに政府が予算化した新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金については、2020年度の補正予算にとどまらず、感染状況や自治体における財政需要を把握しつつ、2021年度予算においても、国の責任において十分な財源を確保すること。 また、地方税収の大幅な減収が予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、弾力的に対応すること。 4、地方交付税における業務改革の取組等の成果を反映した算定(従来のトップランナー方式)は、地域の実情を無視し、本来交付税に求められる財源保障機能を損なう算定方式であることから、その廃止・縮小を含めた検討を行うこと。 5、まち・ひと・しごと創生事業費として確保されている1兆円について、引き続き同規模の財源確保を図ること。 6、2020年度から始まった会計年度任用職員制度における当該職員の処遇改善に向けて、引き続き所要額の調査を行うなどして、その財源確保を図ること。 7、森林環境譲与税の譲与基準については、地方団体と協議を行い、林業需要の高い自治体への譲与額を増大させるよう見直すこと。 8、地域間の財源偏在性の是正に向けては、偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど、抜本的な改善を行うこと。 また、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証した上で、代替財源の確保をはじめ、財政運営に支障が生じることがないよう対応を図ること。 9、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能が適切に発揮できるよう総額を確保し、小規模自治体に配慮した段階補正の強化など対策を講じること。 10、依然として4兆5,000億円強と前年度を超える規模の財源不足があることから、地方交付税の法定率を引き上げ、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努め、臨時財政対策債に頼らない地方財政を確立すること。 以上の内容をもちまして、地方自治法第99条の規定により、関係行政機関に意見書を提出いたしたいとするものであります。 詳細につきましては配付されております意見書案のとおりでございます。 皆様方の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第1号については、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。よって意見書案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(今井伸治君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 △採決 ○議長(今井伸治君) これより採決に入ります。 意見書案第1号地方財政の充実・強化を求める意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。 △意見書案第2号 ○議長(今井伸治君) 日程第4 意見書案第2号原子力防災対策の充実と特別措置法の延長を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 14番、垣本正直君。 ◆14番(垣本正直君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました意見書案第2号原子力防災対策の充実と特別措置法の延長を求める意見書について、提案理由の説明をさせていただきます。 国の原子力発電等エネルギー政策において、大飯原子力発電所に隣接し、半径20キロ圏内に全市民が居住している小浜市にとっては、立地地域と同様の安全・安心を第一に取り組んでいただくことが市民の願いであります。 本市は現在、市民の安全・安心の確保に向けて災害対策の充実に全力で取り組んでいますが、今般の新型コロナウイルス禍の中において、実効性のある避難計画への見直し、特に移動手段の確保、避難道路の整備等、自治体だけでは対応できない数多くの課題があります。 第5次エネルギー基本計画において国は、安全性を最優先に、エネルギーの安定供給、経済効率性の向上、環境への適合の4つの目標を掲げ、2050年を見据えた基本方針の下、エネルギーミックスの確実な実現を目指していますが、長年、エネルギー政策に貢献してきた若狭・嶺南地域が持続的に発展できるよう、原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の期限を延長するとともに、国が責任を持って地域振興策を講じていただきたく、次の各項について要望するものであります。 1、原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の効力期間を10年間延長し、実効性ある防災体制の構築、地域振興や住民福祉に関する事業の補助率のかさ上げ、地方税の不均一課税の対象要件を緩和すること。 2、国と県が協力し早期に避難道路を整備するとともに、特に舞鶴若狭自動車道の全線4車線化(西舞鶴・敦賀間)を整備し、早期に広域避難体制の確立を図ること。 3、使用済燃料の中間貯蔵、高レベル放射性廃棄物の最終処分について、一元的責任を有する国は積極的に対処し中間貯蔵施設については事業者との連携を密にし、県外立地計画を早期に進めること。 4、原子力災害時、確実な住民避難実施のため、定期的な避難訓練と広域避難計画の検証・見直しを行うこと。 5、立地および周辺地域の枠組みを見直し、国は一元的に原子力行政に取り組むこと。また、安全協定の見直しにおいて、県・立地市町の同意が必要なことから、県は安全協定の見直しについて協力すること。 以上の内容をもちまして、地方自治法第99条の規定により、関係行政機関に意見書を提出いたしたいとするものであります。 詳細につきましては配付されております意見書案のとおりでございます。 皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第2号については、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号については委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(今井伸治君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 △採決 ○議長(今井伸治君) これより採決に入ります。 意見書案第2号原子力防災対策の充実と特別措置法の延長を求める意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。 △報告第13号 ○議長(今井伸治君) 日程第5 報告第13号議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第5をもちまして議題に供していただきました報告第13号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 報告第13号議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)でございますが、令和2年7月1日、市道加茂2号線において発生しました事故について、相手方との示談交渉がまとまり、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、令和2年9月14日付で専決処分させていただきましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでございます。 今後、より一層の交通安全に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 なお、報告案件の内容につきましては、この後、担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 産業部長、前野君。 ◎産業部長(前野浩良君) それでは、私から報告第13号議会の委任による専決処分の報告についての説明をさせていただきます。 9月14日付で専決第15号として専決処分をさせていただきましたので、地方自治法第180条第2項の規定により、御報告をさせていただくものでございます。 資料の3ページをお願いいたします。 事故の概要でございますが、令和2年7月1日午後2時22分頃、市道加茂2号線、小浜市加茂地係、農業集落排水処理施設付近の交差点です。そちらにおいて、市職員の運転する公用車が車両を方向転換させるため、ルームミラーおよびサイドミラーにより確認を行いながらバックで交差点に進入したところ、後方確認不十分により停止中の車に衝突し、車両の前方部分を損傷させたものでございます。 損害賠償の相手方は、福井県小浜市加茂第93号72番地、澤憲明様でございます。 損害賠償の額は31万8,160円でございます。 以上、報告第13号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △議案第82号 ○議長(今井伸治君) 日程第6 議案第82号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) それでは、日程第6をもちまして議題に供していただきました議案第82号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 議案第82号教育委員会委員の任命についてでございますが、現在、教育委員会委員として御活躍をいただいております桂田理律子氏は、本年9月30日をもってその任期が満了いたしますが、引き続き桂田氏を教育委員会委員に任命させていただきたく、地方教育行政の組織および運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。 桂田氏は現在56歳、小浜市小浜男山にお住まいでございます。 看護専門学校を御卒業後、平成12年9月から平成13年8月まで国民健康保険連合会に、平成14年2月から平成20年3月まで小浜市臨時職員として勤務され、平成20年4月から杉田玄白記念公立小浜病院に勤務されておられます。また、令和2年6月から本市の教育委員会委員を務めていただいております。 桂田氏は人格高潔で、医療保健行政にも精通されており、本市の教育委員会委員として最適任者と存じ、お願いを申し上げるものでございます。 なお、任期につきましては、令和2年10月1日から令和6年9月30日までの4年間でございます。 以上が提案理由の説明でございまして、何とぞよろしく御審議くださいまして、御同意賜りますようお願い申し上げます。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託ならびに討論の省略 ○議長(今井伸治君) ただいま議題となっております議案第82号については、人事に関する案件でありますので、質疑の後、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託ならびに討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第82号については、委員会の付託ならびに討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 △採決 ○議長(今井伸治君) これより採決に入ります。 議案第82号教育委員会委員の任命についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(今井伸治君) 起立全員であります。よって、教育委員会委員に桂田理津子君を任命することに同意することに決しました。 △散会 ○議長(今井伸治君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 明18日から10月5日までは休会とし、10月6日は定刻本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。                           午後0時02分閉会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           令和 年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   7番           署名議員   17番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  齊藤睦美...